別れさせ屋専門

別れさせ屋は違法か合法か?

元別れさせ屋が殺人事件を起こしたことが過去にありました。その際、この業務そのものが違法なのではないか?と言われたことがあります。そもそも違法なのか合法なのか、検証してみます。

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別れさせ屋の法律的な考え方

別れさせ屋が絡んだ殺人事件というものがあり、一時ニュースなどで取り上げられたことがありました。以下がその概要となります。

「妻子の悪口言われた」 交際女性殺害容疑で男逮捕 警視庁

交際する女性を殺害したとして、警視庁中野署は13日、殺人の疑いで、東京都江東区亀戸、無職、Y容疑者(30)を逮捕した。同署によると、Y容疑者には妻子があり、「女性に妻子の悪口を言われ、カッとなった」と容疑を認めているという。
同署の調べでは、Y容疑者は12日ごろ、中野区弥生町のマンション室内で、交際していた職業不詳、Iさん(32)の首を絞めて殺害した疑いがもたれている。首にはひものようなもので絞められた跡があり、同署で詳しい経緯を調べている。
同署によると、12日深夜にY容疑者が「人を殺した」と同署に連絡。駆けつけた署員が布団で仰向けに倒れているIさんを発見した。

ニュースではこのような形で紹介されております。当事務所のスタッフも同業他社ということで裁判所に傍聴に行きました。テレビでは別れさせ屋のせいでこのような事態になったと紹介されております。恐らくそのほうが目新しいニュースになるからでしょう。しかし実際のところ別れさせ屋自体は殺人事件とあまり関係がないようです。

二人の出会いは工作を通してでした。依頼人は夫で自らの離婚をスムーズにするために平成19年に都内にある業者に依頼。その業者は男性スタッフを妻に近づけ、不貞行為の証拠を撮影。同年11月にはそれをもとに離婚をした。ここまでが工作業者の行った業務です。しかし管理の甘さなのか、もしくはスタッフに問題があったのかわかりませんが、あろうことか対象者に好意を抱いてしまいました。

以後に関しては工作とは関係のない部分です。そのスタッフは以後も対象者と交際し、同棲まで始めました。しかし働いていた探偵社との金銭トラブルにより解雇され、その際に対象者に「工作員」だということ、既婚者ということを知られてしまいました。しかしそれが明るみになった後も交際を続いていたそうです。殺害の原因は工作とは一切関係のない口論だったそうです。結果的に殺人を犯し、本件が明るみとなったというのが事件の顛末です。

確かに出会いは工作によるものです。そもそも夫が依頼していなければこのような事件にはならなかったのだと思います。ではこれが出会い系サイトで知り合った場合どのようになっていたのでしょうか。またFacebookで知り合っていた場合はどうでしょうか。結局のところ出会いの経緯と殺人事件はあまり関係がないのです。もちろん「ミイラ取りがミイラになる」というのはプロとして失格です。その業者がしっかりと管理をしていればこのようなトラブルは招かなかったのだと思います。しかし元別れさせ屋が殺人事件を起こしたというのは少しおかしな内容だと思います。

このように事件で悪い意味で一躍有名となったわけですが、実はこの事件が起こる前にも様々なトラブルがあったのです。以下のニュースがそのトラブルの内容となります。

復讐サイトの管理者逮捕 殺害依頼事件で警視庁

インターネットの復讐(ふくしゅう)サイトを使った殺害依頼事件で、殺害を実行するよう装い依頼者から現金165万円をだまし取ったとして、警視庁捜査1課は3日、詐欺容疑で、東京都杉並区高円寺北、探偵業O容疑者(48)を逮捕した。
逮捕はネット上に横行する違法行為を目的とした闇サイトの運営者らに、警告を発した。O容疑者は探偵業務を請け負うとする4つのサイトを運営。同課はほかにも詐欺行為があったとみて追及する。

この事件は殺人請負であり依頼人が公務員ということで少しニュースに取り上げられました。当時この手の業務を請け負う業者が当時は非常に少なく、探偵業者というものの実態が把握できていなかった時期のためそこまで大きなニュースとはなりませんでした。また実際に殺人は起きてなく、業者の詐欺、依頼人は暴力行為等処罰法違反(集団犯罪等の請託)の容疑でした。殺人を請け負うと謡い依頼人から費用をもらい何もしなかったというのが事件の内容です。依頼人は起訴猶予処分となったようですが、実際に行われていれば罪に問われていたことでしょう。内容を見る限り業者が一番問題ですが、このように違法な手法を頼むと依頼人も罪を問われる可能性があります。

さて、本ページの主題である別れさせ屋は合法か違法かという点に関してですが、単純に違法なことをしなければ法律に抵触することはありません。ただ犯罪行為を行えば罪に問われる可能性があるということです。以下のようなことをしている、もしくは依頼した場合罪の問われる可能性があるため注意しましょう。

■殺人や傷害など相手に危害を加えるような内容
単純に傷害罪や殺人罪に問われるでしょう。この場合依頼人が主犯、業者は実行犯や幇助の罪に問われることになります。

■肉体関係を結び、その証拠を理由にして別れさる内容
相手が既婚者の場合公序良俗に反し無効となります。恋人を対象にした場合においても、依頼人が肉体関係を持つように業者に受注した形であれば管理売春に当たる可能性があります。

■違法とわかっていながら依頼する行為
クリーンハンズの原則で依頼人の権利、利益は守られません。以前事件となった殺人依頼のケースもそうですが、詐欺で返金を求めたとしてもそもそも違法行為を依頼したという理由により返金は求められません。以下のような訴訟が宮城県で起きました。この裁判の行方は不明ですが、恐らくこの主張では通らない可能性が高いでしょう。

別れさせ屋は公序良俗違反 依頼者女性、業者を提訴

疑似恋愛で人をだます「別れさせ屋」の業務は公序良俗に反し無効などとして、宮城県の30代女性が東京都の信用調査会社に約107万円の損害賠償を求め、仙台地裁に提訴したことが13日、分かった。提訴は昨年12月25日付。

違法なもの、また依頼者にとって不利益なものを書きましたが、記したようなことがあれば罪に問われる可能性がある、つまり違法という扱いになります。

別れさせ屋は違法、グレーな商売という印象があります。その理由は実際に犯罪行為をしている業者があるからだと思います。ただ中には法律に則り、安心して安全に依頼ができる業者も存在します。大手だからといって違法なことをしないわけではありません。業者を選ぶ上で会社の規模ではなく実際に担当者と話して決めることをお勧めいたします。

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